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内容説明
相続した広大なブラックソーンの土地を売るため現地に赴いたオーレリアは地元民の話にとまどいを隠せなかった。かつての土地の所有者で義賊アンドレが死後もなお、愛馬の悪魔にまたがり黒衣をまとって疾駆するというのだ。伝説の地の保存を望む声も根強いが、彼女の心は決まっていた。難病の母の介護にはお金が必要だ。幽霊なんて信じない。きっと土地売却を邪魔する人物の仕業だわ…。一人コテージに滞在する恐怖を必死に静めるオーレリアだったが、ふいの物音に驚いて外に出ると、そこには―月明かりのなか黒馬を駆る黒騎士の姿があった。そして次の瞬間、騎士は剣をひらめかせて彼女に向かってきた。
著者等紹介
バーンズ,キャロライン[バーンズ,キャロライン][Burnes,Caroline]
両親ともに新聞記者という家庭に育ち、わずか十二歳にして地元新聞のフォトジャーナリストとなった。大学でジャーナリズムを学び、卒業後は政治ジャーナリズムの世界に進んだが、大好きな創作短編を発表したところ好評だったため、本格的な執筆活動に入る。以来、ロマンティック・サスペンスを中心に三十作以上を発表し、人気を集めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
ゴシックミステリーという分類らしい。ミステリーが好きな人にはオススメです。ミステリーが苦手な私の心臓は痛くなるほどでしたが、普通の方は然程、過激でもなく大きな裏切りもなく、サラリと読めると思います。この作者はお初でしたが、精神に異常をきたしているような登場人物もやりすぎることなく、噂好きの町民もいい感じで悪く描かれており、やはりミステリーでなければストライクでした。ヒロインが母親が居なくなれば、もう二度と人の責任は負いたくないとヒーローの過去に同感するシーンが一番好きでした。信頼し合う大人な二人が良かった2017/06/06
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