- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
サマンサが支配人を務めるホテルの部屋が荒らされた。何も盗られてはいない。それなら何が狙いなの?折しも、ホテルは老朽化と財政難から取り壊し寸前の状態だった。数日後、本社から数人の会計士が送りこまれてきた。そのうちの一人を目にして、サマンサは愕然とした。グレイ・ロンバード!まさか七年もたって彼が現れるなんて。その冷徹な表情からは、かつて濃密な時間を共にしたころの面影はまったく伺いしれない。グレイは戸惑うサマンサに近づくと、きっぱり告げた。「きみを取り戻しに来たんだ。そして守るために」。
著者等紹介
ブランド,フィオナ[ブランド,フィオナ][Brand,Fiona]
作家としてデビューする前は、八年間ニュージーランド林野局に勤務していた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
設定は悪くないんだけど、ヒーローもヒロインも自分勝手で、好きになれなかった。そもそも妊娠したヒロインがヒーローの元を去ったのも、ヒーローが煮え切らなかったからで、殺されかけてすぐに会いに行けなかったにしても、放ったらかしは無いよね。敵がヒロインの写真を持っていなければ、そのままだったってことなんだろうから、あれこれ理由を付けて、ずっと好きだったと言われても、シックリこなかった。ヒロインものこのこ一人で出かけてワザと捕まりたかったのかと思えるおバカぶりで、フィオナさんにしてはお粗末な設定だった。2018/06/24