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内容説明
ぼさぼさの髪に大きな黒縁めがね、ひどく流行遅れの服。名門の令嬢セアは“社交界の醜いあひるの子”と呼ばれパーティではいつも壁の花だが、紳士の務めとして毎回一度だけ踊ってくれるピーターに憧れていた。ある夜、ピーターのエスコートで外出するチャンスが訪れる。だが厳格な祖母に育てられたせいで内気で臆病なセアは、ほとんど何も話せず、二人きりの時間は終わろうとしていた。家に送ってもらう途中で雨が降りだし、ずぶ濡れになった二人はセアの部屋で服を脱いだところを、祖母に見つかってしまう。それは両家を揺るがす大騒動に発展し…。
著者等紹介
ウィッテンバーグ,キャレン・T.[ウィッテンバーグ,キャレンT.][Whittenburg,Karen Toller]
オクラホマ州生まれ。アーカンソー川沿いの歴史的に有名な町サンドスプリングズで育ち、オクラホマ州立大学に進学。現在はカメラマンの夫とタルサに暮らしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
ヒーローがとにかく良い人!!この一言に尽きる作品でした。ヒロインは純粋で、優しくて、分かってはいたけれど、変身すると超美人でした。ヒーローが最後までいい人なだけで終わらず、及び腰になって逃げ出すというおバカな行動を取るところがあちゃらのロマンスの王道ですね。私なら新婚で一週間も出張に出て電話の一本もなかったら、後後のことを考えたら、結婚無効に出来る状態なら無効にするかも…しばらく距離を取りたいって言っても、電話でおはようやおやすみぐらい言ってあげる気遣いが欲しかった。そこが唯一の残念。2018/03/13
サティーシャ
0
名門ブラドック家三男で建築家のピーターと厳格な祖母に育てられたせいで内気で臆病な名門の令嬢セア。祖母を見返すために結婚を申し込むが・・・シリーズ完結大団円でよかったです。2016/08/20