- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
初恋の人マイケルが軍での任務中に重傷を負った。理学療法士のケリーは、彼の親友である兄に説得されてリハビリを担当することになった。患者への思いを封印して仕事をするのはきっと困難だろうけれど、マイケルに回復してもらいたい。彼は今でも強くたくましく、許し難いほどセクシーだろうか―そんなことを考えながら彼の家に着き、震える手でノックした。するとドアに物が投げつけられる音がして、続いてすさまじい怒鳴り声が聞こえた。「帰れ!」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
6
子供の頃親から受けた仕打ちによって、誰よりも優秀でなければ愛される価値がないと思い込んでしまったヒーロー。元sealだった人が動かない足を抱えてこれからの人生を悲観するのは仕方ないのかも。子供の頃から知っていたヒロインと恋仲になり、彼女を思う分、プライドを持って前に進もうとするヒーローの葛藤がじっくり描かれていてよかった。家族や友人がそれぞれいい味出していて、いいお話でした。優しい気持ちや心配からするお節介も、いいところと悪いところがある。そういうやりとりがあればこその人間関係なんですが。2013/08/16
ちはや
0
☆☆☆2004/07/09