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出版社内容情報
無慈悲な現実とかすかな希望。
不遇の乙女の小さな恋は……。
物心つく頃に母はなく、ずっと寄宿学校で暮らしてきた19歳のアン。
もうここを出ていくべき年齢だが、父もこの世を去り、行く当てがない。
なにせこれまでも、着る物にも困って施しを受けていたほどなのだ。
教師として母校に残るのが自分の生きる道だと思い始めたある日、
イアン・シンクレアと名乗る、上質のコートに身を包んだ貴族が現れた。
美貌の彼は、アンの父の遺言で彼女の後見人に指名されたのだという。
まあ、こんなすてきな方が、私を迎えに来てくれたなんて!
アンの胸に、人生で初めて、淡い恋心が芽生えた。
だがイアンは彼女を社交界デビューさせ、ふさわしい花婿を探す役回りだ。
しかも、アンはまだ知らなかった――彼が明日をも知れぬ命ということを。
どこか陰のある美しいイアンですが、じつはかつて胸に被弾したときの破片が心臓近くに残り、いつそれが災いするかもわからない運命にありました。謎めいた後見人に恋してしまったアンははたして幸せをつかめるのでしょうか? 劇的リージェンシー・ロマンス!
内容説明
物心つく頃に母はなく、ずっと寄宿学校で暮らしてきた19歳のアン。もうここを出ていくべき年齢だが、父もこの世を去り、行く当てがない。なにせこれまでも、着る物にも困って施しを受けていたほどなのだ。教師として母校に残るのが自分の生きる道だと思い始めたある日、イアン・シンクレアと名乗る、上質のコートに身を包んだ貴族が現れた。美貌の彼は、アンの父の遺言で彼女の後見人に指名されたのだという。まあ、こんなすてきな方が、私を迎えに来てくれたなんて!アンの胸に、人生で初めて、淡い恋心が芽生えた。だがイアンは彼女を社交界デビューさせ、ふさわしい花婿を探す役回りだ。しかも、アンはまだ知らなかった―彼が明日をも知れぬ命ということを。
著者等紹介
ウィルソン,ゲイル[ウィルソン,ゲイル] [Wilson,Gayle]
作家になる前は高校で英語と世界史を教えていた。19世紀初頭の摂政期を舞台にした歴史ロマンスとロマンティック・サスペンスを書き分けながら、由緒あるRITA賞を2度も受賞し、その他50を超える賞にノミネートされた実績のある実力派。過去には、女性向けフィクション専門の組織としては世界最大のアメリカロマンス作家協会の会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。