ハーレクイン・セレクト
最後の船旅

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  • サイズ 新書判/ページ数 173p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596586360
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

医師に脳腫瘍と診断され、余命4カ月と知ったウェンディ。
両親もなくひとりぼっちの彼女は、
家財をすべて売り払い、豪華客船で最後の旅に出た。
その船上で出会ったのが、ローマ時代の彫刻のような品格を漂わす、
たくましくハンサムな富豪ガース・リヴァーズだ。
やがて二人の距離はじょじょに縮まっていくが、
彼に惹かれれば惹かれるほど、ウェンディは切なくなるのだった。
どれだけ恋い焦がれようと、彼とは決して結ばれない――
私が生きられる時間は、あとわずかしか残されていないのだから。

悲劇的な宿命を背負ったヒロインは、燃え尽きる寸前の蝋燭のごとく、熱く激しく恋心を燃やして……。ハーレクイン黎明期から活躍するベテラン人気作家アン・ハンプソンが描く、激愛ロマンス!

内容説明

医師に脳腫瘍と診断され、余命4カ月と知ったウェンディ。両親もなくひとりぼっちの彼女は、家財をすべて売り払い、豪華客船で最後の旅に出た。その船上で出会ったのが、ローマ時代の彫刻のような品格を漂わす、たくましくハンサムな富豪ガース・リヴァーズだ。やがて二人の距離はじょじょに縮まっていくが、彼に惹かれれば惹かれるほど、ウェンディは切なくなるのだった。どれだけ恋い焦がれようと、彼とは決して結ばれない―私が生きられる時間は、あとわずかしか残されていないのだから。

著者等紹介

ハンプソン,アン[ハンプソン,アン] [Hampson,Anne]
元教師。旅行好きで、各地での見聞をとり入れて小説を書きはじめたところ好評を博し、教師を辞め執筆活動に専念することにした。70年代から活躍し、シリーズロマンスの黎明期を支えた作家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

romance_holic

2
余命を宣告されたヒロインが財産を処分して豪華客船の旅に出ます。親類縁者がおらず、苦しい胸のうちを明かす相手もいないまま旅に出る寂しさ、お話とはいえ胸が痛かったです。 先のない人生だから相手を傷つけないよう、深い関係にはあえて踏み込まない、踏み込みたくないという姿勢は、家族だったらまどろっこしい気持ちを抱いたかなと思う一方で、その真面目さも彼女の魅力なのかなと感じたり。 ひそかに悪くなっていくヒロインの体調、周囲の誤解あり、船内の人間関係ありのロマンスの一方で、船旅そのものの魅力も伝わってきました。2011/08/11

yoneda

0
本当にハッピーエンドになるの?とハラハラさせられました。互いに秘密を持つ二人が、船旅の間だけのつもりで始めた関係の話です。たった20歳で、ひとりぼっちのヒロインは、健気て素直で無邪気で、けれど自分の運命を直視し、周囲の人を思いやる強い人です。秘密を隠す様子にイラつくヒーローは最初は感じが悪いのですが、結果的には大人で、善人でした。大きな波乱はなく、過激な表現もありません。1976年の作品ですが、新装版が出ています。2018/06/05

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