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出版社内容情報
ひと月ぶりに愛する我が家へ戻ってきたジュリアは愕然とした。
留守中に父が破産し、屋敷を売り払うことになっていたのだ。
買い手は悪名高いギリシア人富豪、アレックス・コンスタンティス。
アレックスと顔を合わせた瞬間、ジュリアは驚きを隠せなかった。
さっき私が不法侵入者と間違えた礼儀知らずな人だわ!
アレックスはあろうことかジュリアを気に入り、誘惑したばかりか、
ぼくのものになれば屋敷を手放さずにすむと言って求婚してきた。
尊大な物言いと冷たい微笑に、不本意にも感じたかすかな胸のときめき。
ジュリアはそれを無視して、彼の申し出を受けた。
これはすべて家のため――そう自分に言い聞かせながら。
2017年に惜しまれつつ亡くなったサラ・クレイヴンが、ドラマチックかつ流麗な筆致で綴る、激愛ロマンス! 傲慢すぎるギリシア富豪に狙われた、困窮するうぶな乙女の強制結婚の結末は?
内容説明
ひと月ぶりに愛する我が家へ戻ってきたジュリアは愕然とした。留守中に父が破産し、屋敷を売り払うことになっていたのだ。買い手は悪名高いギリシア人富豪、アレックス・コンスタンティス。アレックスと顔を合わせた瞬間、ジュリアは驚きを隠せなかった。さっき私が不法侵入者と間違えた礼儀知らずな人だわ!アレックスはあろうことかジュリアを気に入り、誘惑したばかりか、ぼくのものになれば屋敷を手放さずにすむと言って求婚してきた。尊大な物言いと冷たい微笑に、不本意にも感じたかすかな胸のときめき。ジュリアはそれを無視して、彼の申し出を受けた。これはすべて家のため―そう自分に言い聞かせながら。
著者等紹介
クレイヴン,サラ[クレイヴン,サラ] [Craven,Sara]
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。学校を卒業後、ジャーナリストとして働いたのち、1975年に『バラに想いを』で作家デビューした。40年以上にわたって活躍し、93作品を上梓。ロマンス作家協会の会長も務めた。陰影のある独特の作風で読者の心を揺さぶり続けたが、2017年11月、多くの人に惜しまれつつこの世を去った。遺作は『恋も愛も知らないまま』(R‐3364)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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