出版社内容情報
「必要ない。俺が君を買うことにした」元男爵令嬢のリネットは、母の治療費を捻出するため身売りを決意。資産家の侯爵・カイルと交渉し、婚約者兼家政婦として雇われることになる。自分を買ったことを後悔させないとばかりに働くリネットだけど、閨事に関しては無垢なまま。そんなリネットに、カイルは甘く蕩けるような愛撫で快楽を教え……!?
内容説明
「必要ない。俺が君を買うことにした」元男爵令嬢のリネットは、母の治療費を捻出するため身売りを決意。資産家の侯爵・カイルと交渉し、婚約者兼家政婦として雇われることになる。自分を買ったことを後悔させないとばかりに働くリネットだけど、閨事に関しては無垢なまま。そんなリネットに、カイルは甘く蕩けるような愛撫で快楽を教え…！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
21
ふつうなかんじ。没落し、働いて糊口をしのいでいた元男爵令嬢ヒロインと、人づきあいしたくないが結婚をしろと言われてるヒーロー。病弱なヒロイン母を療養させる費用を捻出すべく、結婚して養ってくれる男を探すことになってしまったヒロイン、リスト片手に訪ねてみることにした、てな始まり。最初の方、トンデモ展開だったので一体どうなることかと思いつつ読んだんですが、ヒロインが真っ当な感性の持ち主で途中から普通に読めました。ヒーローが据え膳を待てができる男だったのが良かったかと思います。それ以外はかなりダメダメでしたけど。2019/10/22
ゆづき
8
うーん？微妙でした。イラストが幸村さんなので買ってみた。ヒロインが、引きこもりのヒーロー宅を訪れた時の執事の態度を読んで、美女と野獣のロウソクさんと時計さんを思い出してしまいました。可愛い女の子が城にやって来たよ！的な。あとあれの回数が多い。最初だけちゃんと書いて後は大事な所だけしっかり書いてくれれば何回もするアレのシーンを飛ばし読みしなくていいのに。ヒロインお掃除やら料理してメイドさん達とワイワイやってた方が幸せそう。2018/02/24
かける
3
父が亡くなり叔父が爵位を継いでから、病気の母や妹を養うために働いているヒロイン。健気で気立のいい子…ちょっと賢くないが、相談できるからOK。ヒーローが一生懸命思いを伝えてるのもいい。ただ馴れ初めは話さない方がよかったと思う2023/08/11
桜桃ひつぎ
3
買った経緯を思い出せないんですけどこの作品は本当にお勧めです。自分を押し売りする天然ヒロインと人嫌いのヒーローの話。このヒロインがすごい。天真爛漫さでヒーローの心を開いて、終盤悪役に対して言ったセリフがもう最高すぎる。しかも両親の伏線まで回収してくれる。あと執事はほんとにいいキャラしててなおかつ主役を食わない。すごい。
