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出版社内容情報
伯爵による“ブラックメイル”――
それは、世にも傲慢なプロポーズ。
リーは16歳の夏、端麗な美貌の青年ジルに恋をした。
だが彼女の純粋な想いは、ふたりに嫉妬した友人によって汚された。
友人が陰でリーの筆跡を真似て、はしたないラブレターを偽造したのだ。
当然、育ちのいいジルから軽蔑され、リーの初恋は散った……。
それから6年後、リーは出張で訪れた美しい城で、
ド・ショーヴィニー伯爵ことジルと偶然の再会を果たす。
取引相手が彼だったなんて! 知っていたらここへは来なかったのに!
リーの内心の動揺を知ってか知らずか、ジルが衝撃の提案をした。
「明日、僕と君は結婚する。妻の座を狙う愛人を追い払いたくてね」
さもなくば、“あのラブレター”のコピーを利用するぞ、と脅して――。
そのラブレターは私が書いたものではないと、どれだけリーが訴えてもジルは納得しません。飽きのきた愛人を体よく追い払う道具に使おうだなんて、なんて傲慢な伯爵なのかしら! いくら腹立たしくとも、リーに拒否するすべはなく……。1982年の名作ロマンス。
【目次】
内容説明
リーは16歳の夏、端麗な美貌の青年ジルに恋をした。だが彼女の純粋な想いは、ふたりに嫉妬した友人によって汚された。友人が陰でリーの筆跡を真似て、はしたないラブレターを偽造したのだ。当然、育ちのいいジルから軽蔑され、リーの初恋は散った…。それから6年後、リーは出張で訪れた美しい城で、ド・ショーヴィニー伯爵ことジルと偶然の再会を果たす。取引相手が彼だったなんて!知っていたらここへは来なかったのに!リーの内心の動揺を知ってか知らずか、ジルが衝撃の提案をした。「明日、僕と君は結婚する。妻の座を狙う愛人を追い払いたくてね」さもなくば、“あのラブレター”のコピーを利用するぞ、と脅して―。
著者等紹介
ジョーダン,ペニー[ジョーダン,ペニー] [Jordan,Penny]
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。