出版社内容情報
ジェインはダンの妻として世界中を飛びまわっていたが、
やがて“携帯用ベッドの相手”のような自分に嫌気が差し、
2年前から別々の道を歩き始めた。
「僕が必要になったら連絡してほしい。必ず駆けつけるから」
何を言うの、私たちは終わったのに――そう思っていたが、
ジェインは今、ダンを頼るほかない窮地にあった。
やっとのことで捜しあてた彼は、なんと地球の裏側にいた。
久しぶりに聞くセクシーな声が答える。「僕らはすぐ行くよ」
僕らですって? そのとき、電話口で甘いはしゃぎ声がして――!?