出版社内容情報
大企業/スタートアップ、正規/非正規雇用、大都市/地方都市―IoT の先、「総接続化」時代に成功するのは!?史上最大の企業合併を成し遂げたAOL 創設者が語る、未来の成功へのロードマップ。
スティーブ・ケース[スティーブケース]
加藤万里子[カトウマリコ]
内容説明
大企業/スタートアップ、正規/非正規雇用、大都市/地方都市―IoTの先、ヒト・モノ・場所、あらゆるものが「つながる」時代に成功するのは?!
目次
曲がりくねった道
AOLの誕生
第三の波
スタートアップ、スピードアップ
三つのP
破壊を許す
シリコンバレーから「その他のあらゆる地域」へ
新たな潮流―インパクト投資
栄光と挫折
見える手
破壊されるアメリカ
波に乗れ
著者等紹介
ケース,スティーブ[ケース,スティーブ] [Case,Steve]
アメリカ・オンライン(AOL)の元CEOで共同創設者。ITバブル崩壊を引き金とした経営不振を機に、2003年同社の会長職を辞任(AOLタイム・ワーナーの合併は2009年解消)。現在は投資会社レボリューションの会長兼CEOを務める傍ら、妻ジーンと創設したケース財団の会長として若き起業家を支援する活動に尽力している。“グローバル・アントレプレナーシップのための大統領特使(PAGE)”メンバー
加藤万里子[カトウマリコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
26
タイトルは衝撃を受けたというアルビン・トフラーの第三の波から。本書はインターネットの第三の波。著者はインターネットの黎明期に自分もお世話になったAOLを立ち上げ、現在アプリ経済とモバイル革命が離陸したと説く。そしてすでに第三の波としてあらゆるモノのインターネットが進み始めている。これはUberやAirbnbなど見て分かる通り既存のビジネスをひっくり返す革命。今後の起業家のアイディアの基本となるのがネット。内容的には自伝的なモノであるが、アイディアに少し啓発された。2017/03/27
飯田健雄
23
15年前、飛ぶ鳥落とすほどのAOL経営者、ステーブ・ケースの本、タイムワーナーとの合併後、急激な衰退で時代から去った。彼の突き刺さった言葉が、この著作に載っている。「文化は、社内で戦略より強い」と。これを国際政治に当てはめれば、オーナーシップ文化の醸成(国家の歴史文化)こそ、国家100年の大計の基礎であり、国際相互依存というグローバリズムを押しのけるナショナリズムでもある。この著作に戻れば、AOLとタイム・ワーナーの合併が巨大な組織を作り上げたが、文化の相克が新しい組織の破壊を生んだのである。2016/11/03
ケニオミ
7
(確か)日経新聞で紹介され、面白そうだと手にした本です。タイトルからトフラーの「第三の波」を連想しましたが、ここで言う「第三の波」とはインターネットのことです。AOLの元取締役社長の、AOLを中心としたビジネス戦記と、こらからのインターネット第三の波にいかに乗っていくかを指南した本です。ビル・ゲイツとのAOL買収を巡るやりとりなど、なかなか興味深い箇所もありました。(ビル・ゲイツはやり手です。)新しいビジネスを始めようと考えている人には必読書の一つだと思います。2016/10/28
akinbo511
7
「第三の波」って何のことかと思ったらIoTに代表されるような、インターネットの次の波の話だった。AOLの立役者である著者が経験したことを書きつつ、次の波に乗る人たちへのメッセージを送る。AOL立ち上げからタイムワーナーとの合併と失敗の話は興味深かった。2016/10/01
☆ツイテル☆
3
フライヤー2022/01/28