出版社内容情報
ダニエル・シルヴァ[ダニエルシルヴァ]
著・文・その他
山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
翻訳
内容説明
ロンドン中心部で死者千名を超える無差別テロが発生。首謀者は、数カ月前にワシントンDCで大規模な爆破テロを起こしたISISの大物テロリストだった。MI6から秘密裏に協力を要請されたイスラエル諜報機関のトップ、ガブリエルは、あるフランス人実業家とテロリストの接点に注目し、姿なき敵をあぶりだすため、南仏プロヴァンスでCIA、フランス当局を巻き込んだ合同作戦を始動させる―。
著者等紹介
シルヴァ,ダニエル[シルヴァ,ダニエル] [Silva,Daniel]
これまでに刊行した20作品すべてをNYタイムズ・ベストセーリストに送り込んでいる人気作家。現在はCNN特派員の妻ジェイミー・ギャンゲルと2人の子供リリーとニコラスとフロリダ州在住
山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
同志社大学文学部英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
26
3前作で完全に出し抜かれテロを防げなかったガブリエルは再びサラディンを倒すべくイスラエル・アメリカ・イギリス・フランスの諜報機関がタッグを組んで挑む。今度はサラディンを助けるヨーロッパの組織を潰しサラディンにたどり着こうとするが先手を打たれ再びテロでフランスの諜報機関の拠点を爆破されガブリエルも重症を負ってしまう。しかし執念のガブリエルは傷が癒える間もなく反撃にうつる、下巻ではどんな展開が待っているのか?2021/01/03
うたかたの日々
26
前作から引き続きの話展開。とうとうオフィスの長官に、ガブリエル・アロンが変わっていくのかと思いきやいつのの展開で各国情報部と作戦遂行へ前半早々に大怪我、一気に上巻終了で下巻へ2019/03/15
stobe1904
11
【ガブリエル・アロンシリーズ】前作『ブラック・ウィドウ』の続編でISISテロリストのサラディンを追う。いよいよオフィスの長官となったアロンだが、サラディンがヨーロッパで起こした多発テロを追うべくアメリカ、イギリス、フランスの諜報機関との共同作戦で罠を仕掛けるところで上巻が終わる。サラディンとの対峙が予感される下巻に期待が膨らむ。2019/06/24
コージ
5
「ブラック・ウィドウ」の続編。ISISの指揮官サラディンとの決着編だと思われる。サラディンに繋がるフランスの実業家に対して大掛かりな工作を仕掛ける。その工作が凄く豪華で自分なんかは圧倒されてしまう。アメリカ、イギリス、フランスの諜報機関と連携してテロリストを追い詰めるイスラエルの諜報機関の長官ガブリエル。「テロとの戦い」となると、どちらかと言えば「大あじ」なストーリーになりがちだが本作品は緊張感がありスリリング。どの様な決着になるのか、非常に楽しみ。下巻へ。2020/07/02
uchi
5
諜報機関の話ですが、映画を見てるようにすらすら読めます!2020/01/28