ハーパーBOOKS<br> 死者の雨〈下〉

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死者の雨〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596550712
  • NDC分類 953
  • Cコード C0197

出版社内容情報

氷結シリーズ第2弾

内容説明

女性教師殺害の現場で見つかった、逃亡中の連続殺人鬼ハルトマンの痕跡―さらに逮捕された少年ユーゴ以外にも愛人の若手政治家や同僚教師らが容疑者として浮上、捜査は一気に混迷する。そんななかユーゴと同じ学校に通うセルヴァズの娘マルゴが襲われ、町を震撼させる凄惨な事件が!しだいに明かされる進学校の闇、姿なき悪鬼の真の目的とは?フランス発ベストセラー・シリーズ第2弾。

著者等紹介

ミニエ,ベルナール[ミニエ,ベルナール] [Minier,Bernard]
1960年生まれ。フランス南西部ベジエ市出身。大学卒業までピレネー山麓の町で暮らす。1982年からスペインに滞在、2年後に帰国し税務官として勤務。2011年に発表したデビュー作『氷結』(ハーパーBOOKS)で才能豊かな新人作家に贈られるコニャック・ミステリ大賞を受賞、2017年1月にフランスのテレビ局M6で連続ドラマ化(全6エピソード)され話題となった。現在はパリ近郊在住

坂田雪子[サカタユキコ]
神戸市外国語大学卒業。フランス語・英語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

302
風呂敷を広げた割に、そのほとんどはただの目眩まし。というか、セルヴァスがしゃしゃり出てこなければ、事件はストレートに解決していたという、本末転倒で、一番やってはいけないひっくり返し方。ハルトマンの出現も、やはり説得力ないまま。この感じで登場させ続けるのは、ちょっときつくないだろうか。下巻になってジーグラーの出番も増えてくるが、憲兵隊所属という設定が枷になり、使いづらくなってしまっているように感じる。前作でエスペランデューが担っていたポジションと被り、結果、共倒れで両名とも影が薄くなってしまった。2019/05/10

ケイ

124
なんか嫌味な男だなあと思いつつも、読ませられる読ませられる。そして、伏線には、あっと驚かされた。既出4作のうち邦訳は2作。訳者さん、頑張ってください。しかし、このタイトル訳はダメよ。フランス式に『ル・セルクル』でも、英語式に『ザ・サークル』でも良かったんじゃないのかな。何がどうなって死者の雨なんだか…、呆然となりますよ。読んでいて、顔が痛くなる下巻だった。2018/03/21

のぶ

76
上巻で女性教師の殺害事件で始まった話は、下巻に入りセルヴァスの周辺の物語に移り、大きな展開を見せてきた。様々な事が起こるが途中、バスの事故が起き、そこから浮かびあがる思わぬ事実。とにかく長い話だが、良く纏まっていて、女性教師の容疑者となったユーゴの運命も含めて、多くの登場人物も多面的に語られていて、立体的な物語に仕上がっていた。前作「氷結」に続いて本作を読んだが、最初に提示される事件の猟奇性は前作が上回っていたが、全体の仕上がりは本作も劣っていなかった感じがする。2017/12/25

巨峰

48
上下巻ほぼ一気読み。面白かったですよー。主人公は身体以上に心にダメージをおいましたよね。でも、インテリ崩れの刑事って小説では新鮮だけど、現場ではきっと鼻つまみものなのでしょうね。(感想は加えるかもしれないです。)2024/03/03

星落秋風五丈原

41
刑事の父より学生の娘の方がよほどタフだった、という話。すごい犯罪者にストーカーされてしまう主人公。2019/11/22

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