出版社内容情報
ローカス賞処女長編賞候補作。
19世紀倫敦(ロンドン)と明治日本を舞台に紡ぐ奇想ミステリー
その時計には、運命の歯車が組みこまれていた。
1883年ロンドン。内務省に勤める
孤独な青年サニエルは、誕生日の
夜、下宿部屋に見覚えのない懐中
時計が置かれていることに気づく。
半年後、スコットランドヤードを
狙った爆破テロから間一髪、彼を
救ったのは、奇妙なその時計だった。
爆弾にも使われていた精緻なぜん
まい仕掛け――これは偶然の一致
なのか。サニエルは知人の警視の
依頼で、天才時計師と名高い日本
人モウリの周辺を調べだすが……。
ナターシャ・プーリー[ナターシャプーリー]
中西和美[ナカニシカズミ]
内容説明
1883年ロンドン。内務省に勤める孤独な青年サニエルは、誕生日の夜、下宿部屋に見覚えのない懐中時計が置かれていることに気づく。半年後、スコットランドヤードを狙った爆破テロから間一髪、彼を救ったのは、奇妙なその時計だった。爆弾にも使われていた精緻なぜんまい仕掛け―これは偶然の一致なのか。サニエルは知人の警視の依頼で、天才時計師と名高い日本人モウリの周辺を調べだすが…。
著者等紹介
プーリー,ナターシャ[プーリー,ナターシャ] [Pulley,Natasha]
英国ケンブリッジ生まれ。オックスフォード大学で英文学を学んだのち、イースト・アングリア大学で創作の修士号を取得。2013年に大和日英基金の奨学金を獲得し、2015年まで日本に留学した。『フィリグリー街の時計師』は在日中に執筆したデビュー作で、2016年度ローカス賞処女長編部門候補作となった
中西和美[ナカニシカズミ]
横浜市生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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