出版社内容情報
フェイ・ケラーマン[フェイケラーマン]
林 啓恵[ハヤシヒロエ]
内容説明
遺体は地元の病院に勤める看護師のもので、建設現場の梁から吊されていた。怨恨か行きずりの犯行か―。捜査が難航するなか事件関係者が新たに殺害され、ある物証から恐るべき可能性が浮上する。一方、テリーの足取りは未だ掴めず、デッカーはゲイブ少年を自宅で預かりながら捜索を急ぐ。はたしてテリーの身に何が起きたのか?やがてデッカーが行き着いた残酷な真実とは…。シリーズ最新刊。
著者等紹介
ケラーマン,フェイ[ケラーマン,フェイ] [Kellerman,Faye]
カリフォルニア州ロサンゼルスとニューメキシコ州のサンタフェに在住
林啓恵[ハヤシヒロエ]
国際基督教大学卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
21
このシリーズは完結なのかな、楽しみました。ゲイブさんに幸あれ♪ドナッティさんも良かったですね、と思う読後です。デッカーさん家族より複雑かもね。2024/08/18
tom
20
ところどころで、妙にまだるっこしい文章(翻訳の問題なのが原作の問題なのかは不明)にイライラしながらも、とりあえず読了。終盤に近づくにつれて、物語は疾走。めでたく事件は解決という展開。この物語、かつての登場人物の男と女の彼らなりの愛情、大量殺人者、ひょんなことから殺人をしてしまったちょっと悲しい女という三つ出来事が絡み合った展開。ずいぶん複雑な話のように見えて、ストーリーは単純。かつてのケラーマンの書くものとは、ずいぶん違ってしまっている。ちょっと、寂しいなあという読後感。2017/06/24
ほちょこ
20
ちょっと作風が変わったのかな?今ひとつ、スッキリしない終わり方だった。それとも、続編的にまた犯人が出てくるのか?リナのおちょっかいも復活するのか?2017/03/31
しましまこ
17
何なんだこの幸福感は、またヤラれたよ。何てニクイ、泣かされたー! 事件よりお誕生日とゲイブ君。そしてクリス!!やっぱり憎めないんだよ。読めて幸せ。2017/02/19
woo
5
破天荒に壊れちゃってるクリス(デッカーの宿敵?)よりもちょっとズレ気味で音楽的異才な息子のデッカーの精密で知的な壊れ方がイイなぁ♪このキャラ化けるかも!