出版社内容情報
マイケル・グラント[マイケルグラント]
片桐恵理子[カタギリエリコ]
内容説明
15歳以上の人間が忽然と消えて3カ月。リーダーのサムのもと役割分担を決め、どうにか状況に順応しようとする子供たちに、今度は“飢え”という恐怖が襲いかかる。気づけば肉も野菜も底をつき、残る食料、わずか1週間分。サムは仲間とともにキャベツ畑に赴き、食料の確保を試みるが、そこで目を覆いたくなるような惨劇が待ち受けていた―!20カ国が熱狂する、話題騒然SFスリラー。
著者等紹介
グラント,マイケル[グラント,マイケル] [Grant,Michael]
作家。カリフォルニアに暮らす
片桐恵理子[カタギリエリコ]
愛知県立大学文学部日本文化学科卒。カナダ6年、オーストラリア1年の海外生活を経て帰国したのち、翻訳の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
73
突然、15歳以下の子供たちだけになってしまった隔離された世界「フェイズ」。しかも特殊能力を持つ者が多数おり、二つに分かれた勢力間での抗争も進行中。子供だけの世界なので食料問題がじわじわと深刻度を増す中でどうやってその問題を解決していくかが大きなポイントとなってくる二作目。問題山積み過ぎで頭がこんがらがってくるが、その分展開が早いので飽きずには読める。下巻へ。2020/02/15
ゆかーん
50
シリーズ2巻目。前作から時が経ちすぎていたので、思い出しながら読み返しました。15歳以上の人間が忽然と消えた町で、リーダーになったサムは、様々なピンチに出くわし頭を抱えてしまいます。人間を食らうミミズ、300人以上の子供たちの食糧確保、サムの弟ケインの暴走、特殊能力を秘めた人間VS一般の人間の暴動など、どこから解決していいのか分からない問題だらけで、読んでいるこっちも混乱しまいます…。このままばらばらの状態だと、ますますフェイズの町が混乱しそうで不安です。皆が一致団結することを願いつつ、下巻へ続きます。2017/03/30
きっしぃ
38
キャベツ畑に巨大ミミズ。食糧難が深刻になり、飢える子供たち、能力者と普通の子供の対立、不信な動きを始めるケインたち、一人でダークネスに立ち向かおうとするラナ。とにかく問題が起こりすぎ、カタカナ名の登場人物が覚えられない…。とにかく下巻へ。2019/05/23
あふもん
38
まだこれっていうのがない。がとりあえず機会があればもう少し読んでみよう…2018/01/04
detu
31
どうも前章からの内容はうろ覚えだし、話が込み入りすぎで、登場人物は多いし、混乱したまま読んでますが、それでもだんだんクライマックスにむかっていることは理解してます。とりあえず下巻へ。たぶん行きつ戻りつ読むことになると・・・。2017/04/07