内容説明
死体の手にロザリオを握らせる異常な連続殺人犯サンタフェ・セイント。4人目の犠牲者が発見された町で、精神科医フェイスは患者のダンテから犯人は自分だと衝撃の告白をされる。彼は心を病んでおり、偏執症の傾向もある。医師の義務として警察に通報したものの、ダンテのどこか奇妙な自白に疑問を感じたフェイスはダンテの異母兄ルークとともに真相を突き止めようとするが…。
著者等紹介
ボールドウィン,ケアリー[ボールドウィン,ケアリー] [Baldwin,Carey]
薬学と心理学の博士号を持ち、臨床心理士として働きながら、作家活動を続ける。司法精神医学者ケイトリン・キャシシディとFBI特別捜査官アティカス・スペンサーを主役とした別シリーズ“Judgment”はSuspense Magazine誌により2014年のベストブックに選ばれた
皆川孝子[ミナガワタカコ]
東京都生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっちゃん
22
連続猟奇殺人事件、ヒロインの心療医師の患者が犯人との告白をして警察に通報、患者の兄と事件を探っていく…ヒロインと表記したのは、まさにサスペンス風のハーレクイン(笑)事件の猟奇性より、ロマンス部分の方が印象に残る!まぁ、私はハーレクイン読むから大丈夫だけど殿方はどうかなぁ(^o^;)2017/05/02
湖都
16
新米精神科医フェイスの唯一の患者ダンテが、連続殺人犯であることを自白するところから始まる物語。証拠がないことから、フェイスとダンテの異母兄(イケメン富豪)は真犯人探しをすることとなる。読者はフェイスパートと犯人パートを交互に読むこととなるのだが、フェイス2人目の患者がまさかのその犯人。2人しか患者いないのもどうかと思うけど、その2人が2人とも難ありとはねぇ…。本書の見所はラスト60ページ。すべて解決したかと思いきや…!真犯人は相当狡猾。綺麗にまとまってるけど、ある意味救いのない物語でした。2020/08/16
浮草堂美奈
5
殺人を自白した男。その真犯人を美男美女カップルが追いかけるという、王道アメリカンミステリ。ベタな展開かと思いきや、息も吐かせぬ展開に、つい夜更かしした。2016/02/17
ヒサヒサ
3
確かにハーレクイーンの出版社?でも、ストーリー展開は早くてスリリング。面白く読めました。2016/02/15
ウ・トポス
2
途中の恋愛要素やら濡れ場とかいるの、これ?と頭抱えたりもしたけれど、最後の最後まで面白かった‼︎でも登場人物のほぼ全員が美男美女揃いとか、なんなんですかねぇ(´・ω・`)2015/10/22