内容説明
イタリアの小さな炒飯店で腕を振るう台腕の潜伏工作員、小艾はある日命令を受け、ローマで標的の東洋人を射殺する。だが根城に戻ったところを何者かに襲撃され、命を狙われる身に。一方、定年退職を12日後に控えた刑事老伍は、台湾で発生した海軍士官と陸軍士官の連続不審死を追っていた。やがて遺体に彫られた“家”という刺青が二つの事件をつなげ―。背後に蠢く巨大な陰謀とは!?
著者等紹介
張國立[チョウコクリツ]
輔仁大学日本語文学科卒業。『時報週刊』元編集長兼社長。数カ国語に通じ、歴史、軍事、各種兵器、スポーツ、美食文化、旅行、小説など幅広い分野に精通している。時報文学賞、皇冠大衆小説賞など受賞歴多数
玉田誠[タマダマコト]
神奈川県生まれ。青山学院大学法学部卒。台湾において日本ミステリの紹介や台湾ミステリの評論を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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