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出版社内容情報
真っ白な記憶のページに、
あなたとの時間が刻まれてゆく。
ああ、自分の名字すら思い出せない。わたしはいったい誰なの?
記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、荒れ野にぽつんと立つ屋敷。
当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、
近くに住む彼の従兄弟ロバートははなから彼女を疑ってかかる。
記憶喪失と偽って財産を狙う女狐め!
ロバートは意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。
つらい、もうここにはいられない……。
リギアがいたたまれない思いをしていたある日、
ロバートの愛犬を助けたことで、彼の態度が和らいだ。
そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。
ハーレクイン黎明期を支え、品格のあるクラシックな物語を生んだ不世出の作家ヴァイオレット・ウィンズピア。本作は天使のようなエイブリーと悪魔のようなロバートに挟まれ、惹かれてはいけないほうに惹かれて翻弄されるヒロイン、リギアの耐え忍ぶ恋物語です。
内容説明
ああ、自分の名字すら思い出せない。わたしはいったい誰なの?記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、荒れ野にぽつんと立つ屋敷。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートははなから彼女を疑ってかかる。記憶喪失と偽って財産を狙う女狐め!ロバートは意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。つらい、もうここにはいられない…。リギアがいたたまれない思いをしていたある日、ロバートの愛犬を助けたことで、彼の態度が和らいだ。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が…。
著者等紹介
ウィンズピア,ヴァイオレット[ウィンズピア,ヴァイオレット] [Winspear,Violet]
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。第二次大戦中、14歳の頃から労働を強いられ、苦しい生活の中で“現実が厳しければ厳しいほど人は美しい夢を見る”という確信を得て、ロマンス小説を書き始める。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠するも、ロマンスの王道を貫く作風が今も読者に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。