出版社内容情報
「愛していると言ってくれ。きみの生い立ちなんかどうでもいい」
病院のベッドで昏睡状態から目覚めたジェニーは、
医師や看護師に“イザベラ”と呼ばれて困惑する。
車に同乗して事故に遭い亡くなった友人イザベラと
取り違えられたらしい。そこへイザベラの従兄を名乗る、
イタリア大財閥の後継者ダンテ・ロッシーニが現れた。
余命わずかな祖父に会ってほしいと彼は言い、人違いだと
告白した彼女に、カリスマ性漂う美貌で冷淡に言った。
「刑務所に入りたくなければ、イザベラとして一緒に来るんだ」
脅されて従った彼女が、やがて蝶のように美しく変身すると……。
内容説明
病院のベッドで昏睡状態から目覚めたジェニーは、医師や看護師に“イザベラ”と呼ばれて困惑する。車に同乗して事故に遭い亡くなった友人イザベラと取り違えられたらしい。そこへイザベラの従兄を名乗る、イタリア大財閥の後継者ダンテ・ロッシーニが現れた。余命わずかな祖父に会ってほしいと彼は言い、人違いだと告白した彼女に、カリスマ性漂う美貌で冷淡に言った。「刑務所に入りたくなければ、イザベラとして一緒に来るんだ」脅されて従った彼女が、やがて蝶のように美しく変身すると…。
著者等紹介
ダーシー,エマ[ダーシー,エマ] [Darcy,Emma]
オーストラリア生まれ。フランス語と英語の教師を経て、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアに向けられた。また、人と人とのつながりに興味を持っていたことからロマンス小説の世界に楽しみを見いだすようになり、それが登場人物を個性的に描く独特の作風を生み出すもとになった。多くの名作を遺し、2020年12月、惜しまれつつこの世を去った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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