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出版社内容情報
子爵の花嫁のふりをする私――
ベールを脱げば、ただの灰かぶり。
マーサは幼い頃、上流階級にのし上がりたい父方の祖父から
“不義の子”の烙印を押され、邪魔とばかりに屋敷を追い出された。
今は農場でかいがいしく羊の世話をする毎日を送っている。
そんなある日、祖父の手元に残された異母妹が、
さる子爵と政略結婚させられそうになっていることを知る。
だが妹には別に恋人がいて、子どもまで身ごもっているらしい。
姉妹は外見がそっくりなので、婚約披露の舞踏会から結婚式までの1週間、
マーサに時間稼ぎをしてもらっている間に駆け落ちしたいと妹は言う。
妹の幸せを願い、マーサは身代わり花嫁として祖父の屋敷へ向かった――
新郎の子爵ザカリーと会い、一目で激しく心を揺さぶられるとも思わずに。
姉妹の違いは髪の色だけ。赤毛のマーサは妹と同じ濃い褐色に髪を染めると、妹のメイドを伴って一路祖父の屋敷へ。婚約者ザカリーはまるでヴァイキングのようにたくましく聡明な男性でした。こんなにすてきな人がなぜ、評判のよくない成り上がり者の孫娘などと結婚しようとしているのか不思議に思うマーサでしたが……。
内容説明
マーサは幼い頃、上流階級にのし上がりたい父方の祖父から“不義の子”の烙印を押され、邪魔とばかりに屋敷を追い出された。今は農場でかいがいしく羊の世話をする毎日を送っている。そんなある日、祖父の手元に残された異母妹が、さる子爵と政略結婚させられそうになっていることを知る。だが妹には別に恋人がいて、子どもまで身ごもっているらしい。姉妹は外見がそっくりなので、婚約披露の舞踏会から結婚式までの1週間、マーサに時間稼ぎをしてもらっている間に駆け落ちしたいと妹は言う。妹の幸せを願い、マーサは身代わり花嫁として祖父の屋敷へ向かった―新郎の子爵ザカリーと会い、一目で激しく心を揺さぶられるとも思わずに。
著者等紹介
ビーコン,エリザベス[ビーコン,エリザベス] [Beacon,Elizabeth]
風光明媚なイングランド西部に在住するリージェンシー作家。10代でジェイン・オースティンの『高慢と偏見』や『説得』、シャーロット・ブロンテの『ジェイン・エア』などをぼろぼろになるまで繰り返し読み、その後はジョージェット・ヘイヤーの表現豊かでウィットに富んだ歴史ロマンスを愛読した。華麗で多彩な英国摂政期について研究し、カリスマ性のあるヒーローと気骨のあるヒロインの物語を紡ぐ仕事をこよなく愛している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。