出版社内容情報
レオニーは青白い顔で、再び現れた大富豪ホークを見つめた――。
ホークがレオニーの妹と自分の息子が交際していることに反対し、
手切れ金を払うと家まで乗り込んできたのは、9カ月前のこと。
彼女の顔色が優れないのは、彼との望まぬ再会のせいだけでなく、
先日の早産で体が弱っているから……。初めて会った日、
一度だけ枕を交わしてしまったのだ。私たち姉妹を侮辱した彼と。
この腕に抱いている小さな娘が彼の子とは、とても言えない。
しかし、鋭いまなざしでこちらを見すえるホークの目は、
赤ん坊が自分の血を引いていることを見抜いていた。
内容説明
レオニーは青白い顔で、再び現れた大富豪ホークを見つめた―。ホークがレオニーの妹と自分の息子が交際していることに反対し、手切れ金を払うと家まで乗り込んできたのは、9カ月前のこと。彼女の顔色が優れないのは、彼との望まぬ再会のせいだけでなく、先日の早産で体が弱っているから…。初めて会った日、一度だけ枕を交わしてしまったのだ。私たち姉妹を侮辱した彼と。この腕に抱いている小さな娘が彼の子とは、とても言えない。しかし、鋭いまなざしでこちらを見すえるホークの目は、赤ん坊が自分の血を引いていることを見抜いていた。
著者等紹介
モーティマー,キャロル[モーティマー,キャロル] [Mortimer,Carole]
1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に200冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めるうちに、いつのまにか登場人物が自由に物語を紡ぎはじめるのだという(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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