- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
王冠を剥奪されたサン・リナルド国王の3人の息子たちは、身分を隠してアメリカへ逃れ、それぞれの事業で莫大な財を築いた。そんな謎めいた大富豪たちの素性を暴いたのは、ゴシップ紙のカメラマン、ケイト・ハーパーだ。彼女は今日も、第2王子デュアルトのプライベート写真を撮るため、闇に紛れて彼の私室バルコニーによじ上っていた。こんな仕事は好きじゃないけど、妹を養うには仕方がない。一瞬だけ、愛する妹に思いを馳せたそのとき、後ろから腕をぐいと掴まれ、力強い男の胸に捕らわれてしまう。はっと振り返ると、王子の厳めしい顔が目の前にあった。もうおしまいだと覚悟したケイトを、彼は意外にも招き入れ、憎い相手であるはずの彼女に撮影を許したばかりか、月末まで婚約者のふりをしろと持ちかける。その裏には、ある後ろ暗い理由が―。
著者等紹介
マン,キャサリン[マン,キャサリン][Mann,Catherine]
大学では演劇を学び、卒業後は小さな町の新聞社で働いたり、教職に就いて演劇学校の校長を務めたりした。その後、ロマンス小説の執筆、RITA賞受賞作家となった。空軍パイロットである夫の転属に伴って4人の子供たちとアメリカ国内を転々とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。