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内容説明
幼い頃から天才と呼ばれ、今や科学者となったオリビアは、トーマスアイルという国から仕事の依頼を受けた。その小国では謎の疾病が農作物を襲っているらしく、植物遺伝学の第一人者であるオリビアに原因を究明してほしいという。トーマスアイルに向かったオリビアを迎えたのは、王子アーロン。初めて見る本物の王族、その風格とまばゆい笑みに、異性にあまり関心などなかったオリビアも、思わず圧倒された。ここへは仕事で来たのよ!そもそもあんなすてきな王子様が、偏屈な学者を相手にするはずないわ―オリビアはそう自分を戒めた。まさか王子が、一風変わった彼女に興味を持ったとは夢にも思わず。
著者等紹介
セルマー,ミシェル[セルマー,ミシェル][Celmer,Michelle]
デトロイトに生まれる。子供のころから書くことが大好きだったが、高校卒業後は美容学校に進学。十九歳で結婚し、三人の子供の母となったのち、本格的に文を書くことを学び始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
16
ヒーローとヒロインの恋は拍子抜けするほどトントン拍子。次男と言えど一国の王子さまの婚約をそんな簡単に決めてしまっていいの?と不安になる。王国の農作物の病気の研究をすると言いながら、一回もフィールドワークに行かず、データとにらめっこ。王子さまと遊ぶ以外はずーっと研究室にいるヒロイン。研究の成果もないし、若くして植物学の権威という設定って意味があるんだろうか。地下室に意味ありげに登場する"幽霊"の正体もはっきりしないし、全部次回作以降に持ち越されてしまうのね?悪い人はいないしさらっと読了。さらっとしすぎる。2016/12/06
砂月周
1
モーガンアイルシリーズを読んでて、何度か名前が出てたトーマスアイルが舞台の話。 ヒーローの兄夫婦がメインだった前作で発生していた嫌がらせと疫病が今回も健在でしたが、またしても引っ張るのか!と。全く捕まる気配のない嫌がらせの犯人は誰なんだろうと、本編そっちのけで気になってます。疫病の方もヒロインが専門家って事で解決するのかな?と思ってたけど、全くそんな兆しも無く思った感じでちょっと物足りなかったかな~。次作あった時にあっさり片付いてたら、それはそれで複雑な気分になりそうな予感。 2010/10/31
Mari
0
★★☆2011/11/23