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内容説明
夫のマークが亡くなって二年、ジェニーの生活は一変した。成長期の二人の息子を抱えながら、彼女はエグゼクティブの顧客を相手にスタイリングを提案する会社を立ち上げた。努力の甲斐あって経営は順調だったが、なぜか友人達はジェニーに冷たくなり、一人また一人と去っていった。どうしてみんな私の前からいなくなってしまうの?孤独と無力感にさいなまれるようになった彼女の前に、懐かしい男性が現れた。夫の部下で、以前は家族ぐるみで親しくしていたピーターだ。だが、ジェニーの心は痛んだ。彼は今でも恨んでいるかしら―あのひどい仕打ちを。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまた
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ヒーローが将来不幸になりそうでいい人だけに気の毒。人に厳しく自分に甘く、周りを頼る事前提に生きているのに自覚が無い。ルー夫妻にやって貰った事は色々出てくるけど、やってあげた事はほぼ出てこない。「~してくれない」が頻出するけど、食事どころかルー夫妻をお茶に招待したこともないように思えるんだけど。ルーを鈍感だと評する割に自分の鈍感ぶりを指摘されると反省もせず被害者意識満載。あのタイミングで旅行に行くのもどうかと思うし、出来る事は色々あるのに何もしない。反省した、傷ついたと口ばっかりで読んで微妙にストレス。2015/07/17
MOMO
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ヒロイン、ジェニーちゃんは二人のティーンエイジャーを持つ未亡人で、ヒーローのピーター君よりも四歳年上の36歳。すべてにおいて子供優先であべきだと考えいる彼女の恋愛は、まどろっこしく、じれったい気もしますが、現実、子供のいる母ならば、そう考えるかも・・?ということも多く・・・。もっとも、彼女は子供達を、少々甘やかしすぎ、干渉しすぎな気も・・・。特に困ってるGFを助けようとする息子に対して、彼女と距離を置くように言う辺りは、過干渉である以上に、人として、どうかと・・・2011/10/25
こえん
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2年前に夫を亡くしたヒロインと、ヒロイン夫の部下であり家族の友人だったヒーロー。ヒーローより4つ年上のヒロンには17才と15才の息子がいて、特に17才の子の問題がお話に大きく関わってた。…それはいいんだけど、どうもヒロイン家族や友人の問題に比重が偏りすぎてて、ヒーロー側の描写が薄いのが物足りない…。ロマンス色もあんまり感じなかったし~。このくらいの年齢の子供を育てた経験のある人向きのお話だったかも。2010/04/04