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内容説明
アランドラの家に舞い込んだ一通の分厚い封筒。それは、グレンドヴィアという国のプリンスからの手紙だった。アランドラは慈善パーティなどのプランニングを手がけているのだが、プリンスは彼女に、十二月のあいだグレンドヴィアに滞在し、国の慈善事業の見直しをはかってもらいたいというのだ。思いがけぬ大役に戸惑いつつも、アランドラは依頼を承諾し、地中海を臨むその国に向かった。だが、プリンスの姿を目にしたとたん愕然とした。先日のパーティで、ベッドをともにしようと露骨に誘ってきた男だわ。アランドラは悟った―彼の目的は仕事ではなく、私なのだと。
著者等紹介
ベッツ,ハイディ[ベッツ,ハイディ][Betts,Heidi]
処女作を出版して以来、数々の賞を受賞しているロマンス小説作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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akiyuki_1717
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痛い目に遭い、家族にも迷惑をかけたと、逃げ出したヒロインが、一月も経たないうちに、プリンスと関係を持ち、マスコミに追いかけられていると分かっているのに、バルコニーで抱き合うなんて、29歳にもなって馬鹿なのかと思った。これまで誰とも付き合わなかったのに、ここにきてコロッと行っちゃうって、好きだからとかじゃなくて、やっぱりプリンスとだからだねって感じ。プリンスも婚約者が居ながら、愛人を囲おうとするバカ息子なのに、ヒーローにするあたり、信じられないお話でした。★です。2013/10/23