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内容説明
友人の結婚式の準備を手伝うため、一カ月間モナコに滞在することになったマデリン。息抜きをしようと、ガイドの手配をホテルのフロントで頼んだところ、ハンサムな男性が声をかけてきた。「僕がガイドになりましょう」知らない男性にガイドを頼むのはためらわれる…それでもマデリンは、彼の魅力に陶然となった。一方のドミニクは、不安げに見つめ返してくる女性に興味をひかれた。彼女は美しいばかりか、どうやら僕の正体を知らないらしい。モンタニャール公国の皇太子としてでなく、一人の男として美女とバカンスを楽しむ絶好の機会だ。ドミニクは決めた。正体を隠したまま彼女に接しようと。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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婚約者に裏切れ立ち直れずにいたが、友人の結婚式のために訪れたモナコで、魅力的なガイドに出会い、恋に落ちた。しかし彼は小国の皇太子だと告白する。ヒロインは騙されていたことで彼を信じられず、ボディーガードを相手に立ち回りし、ヒーローの首にナイフを突きつけ自分を解放するよう要求するという男勝りなヒロイン。ヒーローは自分の妻が議会で決まるまで何とか彼女との関係を引っ張ろうとし、愛人にするのは可哀想と考える、身勝手な王子様。エミリーさんのヒーローは皆どこか人間的に歪んでるような気がする。2013/09/08