シルエット・ディザイア 令嬢の挑戦―バロン家の受難〈１１〉

ウィルクス，アイリーン【作】〈Ｗｉｌｋｓ，Ｅｉｌｅｅｎ〉/佐藤 利恵【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2004/11発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596510570
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

バロン家の周辺をかぎ回る謎の探偵イーサンの監視を命じられ、クローディアは彼のオフィスを訪れた。相手の鋭い洞察力と隙のない態度にくじけそうになるが、彼女は策を弄して調査の同行に成功する。手強くもセクシーなイーサンにときめきを感じていたとき、突然彼にキスされ、クローディアは思わず熱烈に応じてしまった。ところがキスのあとで、彼は屈辱的な言葉を言い放った。「なかったことにしてくれ。君は好みのタイプじゃない」。

著者等紹介

ウィルクス，アイリーン［ウィルクス，アイリーン］［Ｗｉｌｋｓ，Ｅｉｌｅｅｎ］
’９６年の初作でいきなりＵＳＡトゥデイのベストセラーリストに載り、鮮烈なデビューを果たした。これまでに二度、ＲＩＴＡ賞最終選考の候補として名が挙がる
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感想・レビュー

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[糸車]

長いシリーズなのに放火、食品への異物混入事件捜査がほとんど進んでいない。競作で一作一作雰囲気が違うから特に気にならないけど。(というか、シリーズを追いかける習慣がない)好きな作家さんだし。事件を捜査する探偵と彼を監視するよう命じられたバロン家の令嬢が恋仲になるお話。周囲から反対されるのは当たり前。恋しい気持ちと深みにはまりたくない気持ちで迷走してます。逃げ出したヒロインを素っ裸で追いかけて来るヒーローに吹いた。しかし犯人と目される人物は一体何がしたいのか。まだまだ解決には至らないのね。