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内容説明
私は地味で冴えない女。モーラはよくわかっていた。真剣に交際していたはずの恋人にあっさり捨てられ、モーラはますますその事実を痛感させられた。だから、同じ病院に勤める医者ダグラスにプロポーズされたとき、唖然として言葉が出なかったのだ。ダグラスは評判の小児科医で、おまけに罪深いほど魅力的な男性だ。女なら誰でも憧れるような彼が、なぜ私に結婚してくれと?だがダグラスの話を聞いて、モーラは納得がいった。彼は愛の永続性など信じず、友情こそが結婚に必要だと考えている。よき仕事仲間であるモーラは最適だというわけだ。悲しみを抱えつつも、モーラはイエスと答えていた―いつか彼が自分を愛してくれるかもしれないと、はかない望みを抱きながら。
著者等紹介
リトル,ケイト[リトル,ケイト][Little,Kate]
ロマンス小説の作家兼編集者として十五年のキャリアを持つ。ロマンス小説のほか、若者向けのフィクション及びノンフィクションも手がける。現在、夫と娘とともにニューヨークに暮らしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。