内容説明
急速にデジタル化が進んだ現代、スマートフォンの普及やSNS市場の拡大によって、私たちはめまぐるしく飛び交う情報に追われ、落ち着きをなくし、これまでにないストレスを抱えている。脳は休まることなく思考が加速し続け、若者から大人までつねに不安にさいなまれている。なぜわたしたちは、子どもから大人まで病んでしまうのか?精神科医であり、ブラジルで3000万部以上のベストセラーを多数手がけている著者が現代病、加速思考症候群のメカニズムをわかりやすく解説し、その対処法を説く。
目次
世紀の病:加速思考症候群
私たちの心は自由か?
基本原理:自分は何者か?
立ち止まって、自分自身を観察してみよう
記憶の引き金
記憶の窓
記憶の窓の種類
記憶のオートフロー
自己とオートフロー
加速思考症候群
幼年期の抹消
加速思考症候群のレベル
加速思考症候群の深刻な影響
加速思考症候群への対処法1
加速思考症候群への対処法2
著者等紹介
クリ,アウグスト[クリ,アウグスト] [Cury,Augusto]
1958年生まれ。精神科医および科学者。ブラジル国内で累計3000万部を超えるベストセラーを多数執筆。その著書は世界中で読まれている。また、心理学者と教育者などの人材育成トレーニングをおこなう団体や知能アカデミーを創設。3児の娘の父親でもある
鈴木由紀子[スズキユキコ]
ポルトガル語通訳・翻訳者。筑波大学大学院修士課程地域研究研究科修了。外務省在外公館専門調査員等を経て翻訳者に。ブラジル留学・在住経験がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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