ハーレクイン・プレゼンツ 奥様、お手を

ダーシー，エマ【作】〈Ｄａｒｃｙ，Ｅｍｍａ〉/高杉 啓子【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2015/05発売）

• サイズ 新書判／ページ数 155p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596420541
• NDC分類 933
• Cコード C0297

出版社内容情報

アシュリーは7年前に夫を亡くし、女手一つで幼い息子を育てている。生活のために小さな会社を立ちあげ、必死にがんばってきたけれど、今日ほど女性であることを呪わしく思ったことはない。悪質な顧客が居座って帰らないばかりか、アシュリーを怒鳴りつけ、暴力沙汰を起こそうとしているのだ。困ったわ、どうしよう……。「お客様を玄関までお送りしましょうか、マダム？」絶妙のタイミングで颯爽と、執事の佇まいの紳士が割って入った。いったい、誰？　謎めいた紳士、ハリーの目の輝きに励まされ、アシュリーの心は瞬時に沸き立った。「ええ、お願

内容説明

アシュリーは７年前に夫を亡くし、女手一つで幼い息子を育てている。生活のために小さな会社を立ちあげ、必死にがんばってきたけれど、今日ほど女性であることを呪わしく思ったことはない。悪質な顧客が居座って帰らないばかりか、アシュリーを怒鳴りつけ、暴力沙汰を起こそうとしているのだ。困ったわ、どうしよう…。「お客様を玄関までお送りしましょうか、マダム？」絶妙のタイミングで颯爽と、執事の佇まいの紳士が割って入った。いったい、誰？謎めいた紳士、ハリーの目の輝きに励まされ、アシュリーの心は瞬時に沸き立った。「ええ、お願い」その日からハリーは彼女の執事となった―その正体を隠したまま。

著者等紹介

ダーシー，エマ［ダーシー，エマ］ ［Ｄａｒｃｙ，Ｅｍｍａ］
フランス語と英語の教師を経て、コンピューター・プログラマーに転職。ロマンス小説作家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[けい]

ブクログ献本、当たった。ハーレクインは、お伽話みたいに幸せなハッピーエンドで幸せな気分に浸れる。

2015/05/02

[romance_holic]

献本企画でいただきました。 辛い出来事があり、明るい顔で運命を試すようなまねばかりするご主人様を心配した執事の手配でオーストラリアに向かったヒーロー。 いたずら心から、自身の執事になりすまし、自分の跡つぎ候補の遠い親戚の男の子とその母親の世話をはじめます。 素敵な執事にかしずかれる気分を味わいたいかたにオススメ♪　

2015/06/24

[どんぶり]

某サイトの献本にて。英国貴族の当主が、遠縁のヒロインと息子を跡継ぎに迎えようと考え、身分を偽って執事として彼らに近づく。日常生活に突然、ハンサム執事が入り込んできたら…という少女マンガのような話。英国のお屋敷には幽霊はつきものなので特に気にしなかったが、帯に「スピリチュアルロマンスⅡ」とあったのでそういう括りなのね。

2015/05/18

[高麗（こま）]

初ハーレクイン。ブクロクでの献本がなかったら手に取ることもなかったはずな１冊。最初の２０ページほどで展開が読めてしまう。それに展開が色々と早くない？ハーレクインって、こんな感じ？ちょっと、アタシとは相性がよろしくないようで、、、。

2015/05/02

[鈴雨]

日常で起こりうるである困難が描かれているので共感しやすい部分が多かった反面、普段から恋愛ものを見慣れている方なら先が読みやすい展開に肩すかしを食らってしまうかもしれません。個人的には小説としての発売だと、いささか薄っぺらいような……。内容が物足りないのでマンガとして発売して欲しかったかな。でも日本人小説家ではまず書かないような甘い台詞はむず痒くもニヤニヤしてしまいましたし、そういった描写は気恥ずかしい気持ちがわいてきますが、シンデレラストーリーなのでハーレクインの入り口とするにはちょうどいい。

2015/05/02