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内容説明
色褪せた落ち葉が広がる秋の庭を見つめながら、マイカラはひとり、物思いに沈んでいた。先ほど両親の会話を偶然聞いてしまったのだ―どうやら二人は一族の会社を発展させるため、娘と取引先の社長アダムの縁談を、勝手に進めているらしい。まだ18歳なのに、見も知らぬ人と政略結婚させられるなんて。なんとか縁談を阻止したいマイカラは、アダムを迎えるパーティで、彼に嫌われようと思いきり突飛な格好をすることにした。だが当日、現れたアダムを見て彼女は言葉を失う。そこにいたのは洗練された、あまりにハンサムな紳士で…。
著者等紹介
ウォーカー,ケイト[ウォーカー,ケイト][Walker,Kate]
イングランド中部ノッティンガムシャーの生まれだが、ヨークシャーで育った。ウェールズの大学、大学院に学び、ブロンテ姉妹の研究で修士号を取得した。児童館の司書から出発し、息子の誕生ののち、作家活動を開始した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
20
@積読解消中。うわあ。ヒロインがまるで反抗期のお子ちゃま。いくら両親がいい縁談と思ってヒロインを押し付けるつもりだったと言っても、相手のヒーローに八つ当たりするのはお門違いじゃないだろうか。父の事業が成長し、暮らしが変わっても上流階級に馴染めない、学校も合わない、両親が型にはめようとする、不満だらけでいらいらしているヒロインが好きになれず…。思考の範囲が狭いゆえに自分で自分の首を絞めているんだもの。迷わずドナドナ決定。2017/04/27
ばん
9
18歳と29歳(30歳)の年の差もの。子供っぽいヒロインがヒーローと接するうちに成長していく物語。辛抱強いヒーローが◎ この子供っぽいところが現実味があって読みやすい。花言葉をうまく使ったりとロマンティックなところもよかった。古き良きロマンス。ヒーローの「ぼくのどうしようもないおばかさん」にキュン(´ω`)2017/08/02
akiyuki_1717
1
30年前の作品です。この時代のストーリーは大概がヒーローと一回り以上違う、苦労も世間も知らないわがままなヒロインに振り回されるパターンで、正直、全く面白くありません。当時は流行りだったんでしょうが。ダイアナ・パーマの作品もこれにヒーローが鬼畜なだけで、内容はほぼ同じ感じです。ヒロインは親が構ってくれない、転校したけど友達ができない、親のいいなりにはなりたくない、悪い友達の言いなりで、自分から謝りたくないと言う我儘ぶりにウンザリでした。ヒーローが過去に負った家族のいざこざがなければ、好きにはならないだろうね2015/05/13
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