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出版社内容情報
たいした価値もない娘など無用。
それが、上流社会の不文律だが――
病でもう長くない母を安心させるため、社交界にデビューしたボニー。
田舎育ちで持参金もない彼女に、夫を選ぶという贅沢はできないので、
最初に申し込んできた人と結婚するしかないことは覚悟していた。
そんなある夜、ラドクリフ公爵とワルツを踊り、恋におちてしまう。
公爵ほどの人が、地位も何もない娘に興味を持つはずがないのに……。
恋心を戒めるものの、翌日の夜会でも気づけば彼の姿を捜していた。
しかし、ラドクリフ公爵を見つけて胸を弾ませたのもつかのま、
母の容体が危ういとの報せがもたらされ、ボニーは激しく動揺した。
すると驚いたことに、公爵が馬車でボニーを実家まで送り届けると、
病床の母にこう告げた! 「お嬢さんとの結婚を認めてください」
シェリル・ボレンのデビュー作にして大ヒットを飛ばした名作を、待望のリバイバル! 富や名誉よりも愛を選んだ母に似て、本当は地位よりも愛のある結婚を望んでいたボニー。公爵が同情から求婚したとしか思えず、「愛している」と言われない日々に煩悶します。
内容説明
病でもう長くない母を安心させるため、社交界にデビューしたボニー。田舎育ちで持参金もない彼女に、夫を選ぶという贅沢はできないので、最初に申し込んできた人と結婚するしかないことは覚悟していた。そんなある夜、ラドクリフ公爵とワルツを踊り、恋におちてしまう。公爵ほどの人が、地位も何もない娘に興味を持つはずがないのに…。恋心を戒めるものの、翌日の夜会でも気づけば彼の姿を捜していた。しかし、ラドクリフ公爵を見つけて胸を弾ませたのもつかのま、母の容体が危ういとの報せがもたらされ、ボニーは激しく動揺した。すると驚いたことに、公爵が馬車でボニーを実家まで送り届けると、病床の母にこう告げた!「お嬢さんとの結婚を認めてください」。
著者等紹介
ボレン,シェリル[ボレン,シェリル] [Bolen,Cheryl]
英語教師、新聞記者、アンティークのディーラーなどの職業を経て、1998年『公爵の憂鬱』で作家デビュー。数々の新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。