内容説明
キャロライナは双子の姉の頼みで、彼女と入れ替わって国王ディラックとの縁談に臨むことに。真似たところで華やかな姉には及ばないと落ち込むキャロライナにディラックは甘く迫ってくる。「快楽に溺れて俺のことだけ考えるようになればいい」激しさを増すディラックの執着にキャロライナは戸惑うが、惹かれるほど彼を騙していることが辛くなり!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
23
クラリッサもダリアもいい人で安心して読める話だった。2020/08/20
十六夜
1
陛下、有能なんだろうけど恋愛ごとになると途端に我を忘れちゃう場面が多すぎる(笑) 国王から結婚の打診がきたけど、自分には好きな人がいるから身代わりになって、と双子の姉にお願いされ、断り切れずに国王のもとへ行く内向的刺繍大好きヒロインの話。身代わりのまま愛されちゃって愛しちゃって罪悪感募ってきたところに横やりが入る感じで、身代わりものの王道という感じだったわ。しかし陛下が最初に渡された釣書みたいなのちゃんと読んでりゃ、そもそもこんなにこじれなかっただろうになぁとも思う(笑)2020/09/12