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内容説明
心理学者のジニーは独自の結婚理論を持っていた。育った環境の似た相手を絞り込んで心理テストを行い、相性のいい人を選ぶべきだ、というものだ。夏の休暇でおじのもとを訪れたとき、さっそくジニーは自分の花婿探しに乗り出した。隣人の御曹子が適任だと思ったものの、どうやって親しくなればいいのかまるでわからない。思いあまったジニーは、幼なじみのコルトに誘惑の仕方を教えてくれと頼み込んだ。だがコルトにキスをされたとたん、そんな理論は頭から消え去った。
著者等紹介
ゼイン,キャロリン[ゼイン,キャロリン][Zane,Carolyn]
デビュー以来、シルエットシリーズに三十作近い作品を執筆し、全世界で百万冊以上を売り上げた実績を誇る。現在、夫のマット、まだ幼い二人の娘マデリンとオリビアとともに、オレゴン州ポートランドのウィラメット川のそばにある風光明媚な土地に住んでいる。ローカルTVのコマーシャル制作に携わっていた十年間の都会生活のあと、一大決心をして田園生活を選び、作家となった
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
8
心理学の学位を持っているのに自分の恋心に気づかないヒロイン。姉妹といとこたちの賑やかな日々やうまくいかない恋の騒動はまるで10代みたいなのに30歳という年齢にびっくり。妙に純粋で・・・恋愛したことないのね!ヒロイン妹がヒーローに提案した”嫉妬作戦”はうまく行ったようで逆効果。ヒーローを愛していることに気付いたけれど、妹を裏切るわけにいかないとヒロインに別の男性との駆け落ちを決心させてしまう(笑)軽~いノリでさらっと読めた。幼馴染で信頼関係はばっちり、異性としても惹かれあうふたりはお似合いなカップル。2015/01/31
akiyuki_1717
1
心理学者のヒロインが自分の研究をもとに最高の結婚相手を割り出しモーションをかけるが、恋愛経験の乏しいヒロインには荷が重すぎ、妹と幼馴染を巻き込もうとするが結果は散々で思うように行かない。その上ヒーローとヒロインの妹が共謀してヤキモチを焼かせるんだけど、そこまで接近したらこのふたりが本当に引っ付いてもいいぐらいの密着で、ちょっとやりすぎ感もありましたが、おおむね微笑ましく読めました。専門家に限って灯台もと暗しというか、頑固な博士って、実際にテレビでも見かけるから笑えた。2016/08/09