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内容説明
ある日ケビンと名乗る男が、フィービを訪ねてきた。彼は生き別れになった四人きょうだいを捜すよう依頼されていて、フィービがその中の一人ではないかというのだ。孤児だと思っていた私に肉親がいるかもしれない!喜んでいろいろ尋ねたが、ケビンも詳しい事情は知らないらしく、自分に同行してくれと頼むだけだった。だが、見ず知らずの他人についてはいけない。断って帰宅したフィービは唖然とした。部屋がめちゃめちゃに荒らされていたのだ。おまけにその後、何者かに襲われる。いったいどうなっているの?動揺する彼女にケビンは言った。やはり一緒に依頼人に会いに行くしかない、と。フィービは同意せざるをえなかった。
著者等紹介
キャシディ,カーラ[キャシディ,カーラ][Cassidy,Carla]
カンザス州のプロフットボールチームのチアリーダーを務めたほか、バンドの歌手兼ダンサーとしてアメリカ東海岸を巡業した経験もある。現代を舞台にしたロマンス小説を中心に、ヤングアダルト小説も手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アカツキ
9
海の都の伝説1作目。ケビンは謎の多い依頼人ルーカンから四人の姉兄を探してほしいと依頼される。女医のフィービは孤児だと思っていたので、ケビンから肉親がいると聞いて喜ぶが、ケビンが何も詳しいことを知らないとわかると話を断って帰宅する。ところが、部屋は荒らされ、翌朝も何者かに襲われて…。人魚の末姫フィービと警察時代のトラウマに苦しむケビンのロマンス。ロマンスが順調なのでルーカンが気になった。意外なほど紳士的で、王国大事だけど権力に執着はなさそう。残り3作品+1作品のうちに彼がヒーローになる回はあるのか。2025/09/18
akiyuki_1717
2
作家別シリーズ物で偶然先日読んだ作品の第一話。子供の頃事故で天涯孤独になり病弱なせいで里親を転々としてきたヒロインは、優秀な外科医になっていたが、時に奇妙な夢にうなされていた。ある日、探偵だと名乗るヒーローが現れ、依頼者からヒロインには姉妹と兄がいると知らされる。子供おころから首に下げていたペンダントが証拠だという。その日からヒロインは何者かに狙われる。元警官だったヒーローが依頼者と安全に引き合わせるため、アメリカを横断する車の旅に出るようヒロインを説得する。ヒーローがとても魅力的で一気に読めた。2020/08/17




