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内容説明
ブーツ。クランシーのお気に入りの白いブーツだ。ナターリャは幼なじみのブーツの足先を目にして駆け寄った。その日、アートギャラリーの駐車場で、電話中に不意に連絡を絶った友人を、彼女はやっと見つけた。何か事件に巻き込まれたのではと不安でならなかった。これも、警察署で携帯電話の電源を追跡してもらったおかげだわ。ナターリャのそばには、刑事のマイクが付き添ってくれていた。彼は事情を聞いて、勇敢な騎士のように快く協力を買って出てくれた。ハンサムなプレイボーイ風で、なれなれしいのが少し気になるけれど。そんな思いも束の間、見つけたはずの友人は車の陰に倒れ込んでいた。青白い顔で身動きもせず、息をしている気配はまったくなかった…。
著者等紹介
フェラレーラ,マリー[フェラレーラ,マリー][Ferrarella,Marie]
ヨーロッパに生まれ、ニューヨークで育った。現在は南カリフォルニア在住。USAトゥデイ紙のベストセラー・リストの常連で、アメリカ・ロマンス作家協会のRITA賞の受賞歴も持つ。これまでに百五十作を超える作品を発表し、マリー・ニコールの名でも執筆。世界中の多くの読者から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aiko
3
医療者の道を進む5人姉妹のシリーズ②今作は小児科医のナターリャと刑事のマイク。 移民系大家族で似たもの同士な二人の恋にナターリャの友人の殺害事件が絡み、サクサク読めて事件もあっさりながら面白い。やはりこの作者とは相性が良いのかも。2024/10/22
akiyuki_1717
2
マリーさんらしいサスペンスです。女性が強気で、常識人だけど、引き下がることを知らないが、愛に溢れた家族の中で育ち、ヒーローは家族愛を知らずに育ったパターンです。ヒロインのオタクで、変わった親友が、助けを求める電話をかけてきて、ヒロインが警察所に駆け込むのですが、そこでヒーローがヒロインを見染め、事件の解決のため協力し合うのですが、ヒロインは子供を望めない体のため、男性とは深い関係を求めてこなかったが、ヒーローにそのことを話せずに関係を続けていることに罪悪感を持っている…事件の真相が酷すぎて腹ただしかった2018/08/17