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内容説明
マデリンは夢と希望を胸に大学へ入学したものの、教授からセクハラを受けて男性不信に陥り、中退した。ほそぼそと仕事をして暮らしていたが、ある日突然、その職も追われ、住まいも失ってしまう。路頭に迷った彼女を救ったのは、大企業CEOのフィン。男手一つで生後半年の双子の赤ちゃんを育てている彼は、次のベビーシッターが見つかるまでのあいだ、住み込みで育児の手伝いをしてほしいと言ってきたのだ。ありがたく引き受けたマデリンだったが、初日の夜にいきなり彼の寝室に通され、ひどく取り乱してしまい…。
著者等紹介
ダーキンズ,エリー[ダーキンズ,エリー] [Darkins,Ellie]
ロマンス小説家でありながら現役の編集者としても活躍するイギリス人作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベリル
25
表紙に惹かれて購入した作品。セクハラによる男性不信+失業中で家無しという結構過酷な状況に置かれたヒロイン。ヒーローはヒロイン弟の親友。変にプライドに振り回されることもなく、さっさとお互いに惹かれあってる事実を認めた上でなんとか妥協点を見つけていこうとする建設的なところが印象的だった。あと、双子の赤ちゃんのお世話の描写が細かくて、他人行儀だった二人が自然に、ある種の戦友みたいに距離を縮めていく様子も素敵。ちょっと頭で考えすぎてる感じは否めなかったけど、逆に、それだけ現実的な話だったとも言えるかも。2022/05/04