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出版社内容情報
沈黙の乙女を拾った冷酷な伯爵。
数奇な運命と切ない愛が交錯し――
アンボーン伯爵は旅先で、囚われの娘を買い取った。
かわいい従妹をたぶらかして捨てた男への意趣返しの道具として。
まったく口をきかないその娘をパーディタと名づけると、
領地に連れ帰って、さっそくレディ教育を開始した。
出会ったときには痩せ衰えていた彼女は今やすっかり回復したが、
依然として言葉を発しないうえに、反抗的な態度を見せている。
伯爵はいらだちを禁じえなかった――パーディタに、そして、
彼女の美しい顔、魅力的な瞳、恍惚とさせる唇に気づいた自分に。
ある夜、とうとうキスに及びながら、彼は悪魔のようにささやいた。
「だが、わたしはおまえのすべてを軽蔑している」
じつは上流社会で生まれ育った令嬢のヒロイン。そうとは知らず、レディ教育を施すうち、憂愁の調べを奏で、優雅にワルツを踊ってみせる彼女に、伯爵はなすすべもなく惹かれていきます。心を閉ざした囚われの美女と冷たき伯爵の、切なくも絢爛豪華な恋絵巻!
シルヴィア・アンドルー[シルヴィアアンドルー]
著・文・その他
井上 碧[イノウエミドリ]
翻訳
内容説明
アンボーン伯爵は旅先で、囚われの娘を買い取った。かわいい従妹をたぶらかして捨てた男への意趣返しの道具として。まったく口をきかないその娘をパーディタと名づけると、領地に連れ帰って、さっそくレディ教育を開始した。出会ったときには痩せ衰えていた彼女は今やすっかり回復したが、依然として言葉を発しないうえに、反抗的な態度を見せている。伯爵はいらだちを禁じえなかった―パーディタに、そして、彼女の美しい顔、魅力的な瞳、恍惚とさせる唇に気づいた自分に。ある夜、とうとうキスに及びながら、彼は悪魔のようにささやいた。「だが、わたしはおまえのすべてを軽蔑している」
著者等紹介
アンドルー,シルヴィア[アンドルー,シルヴィア] [Andrew,Sylvia]
英国の有名カレッジで長く副校長を務めていた。初めて小説を出版したのは1991年、ハーレクイン・ミルズ&ブーン社からで、以来、主にヒストリカルを執筆している。40年以上連れ添った夫とイギリス南西部に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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