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出版社内容情報
忘れることのできなかった誓い。
守られることのなかった誓い……。
メアリーは牧師の娘、ニックはかのヴェイル公爵の子息。
彼女は身の程知らずの恋とは知りながら、ほんの一瞬でも彼に愛され、
たとえ正式でなくとも結婚の書類に署名してもらえただけで幸せだった。
だが、戦地へと発った彼が残したのは、その思い出だけではなかった――
ただ1度の契りで子を授かったことがわかり、メアリーは愕然とした。
やがて生まれた息子は、彼女も家庭教師として雇うことを条件に、
子宝に恵まれない夫婦のもとへ養子に出され、7年が過ぎた。
ある日、妻に先立たれた雇い主から強引に体を求められ、
抗ったが運の尽き、彼女はいわれなき罪で裁きにかけられてしまう。
絶望と共に法廷に立ったメアリーは、ニックの姿を目にして声を失った。
今や公爵となった彼は古い書類を手に彼女をこう呼んだ。「公爵夫人」
大御所G・ウィルソンによる英国摂政期ロマンスをお届けします。ひそやかな誓いののち離れ離れになったふたり。その後、帰還したのに長年、連絡さえよこさなかったニックが突然現れ……。衝撃の再会後に互いの切ない思いが交錯する、涙なくして読めない名作!
内容説明
メアリーは牧師の娘、ニックはかのヴェイル公爵の子息。彼女は身の程知らずの恋とは知りながら、ほんの一瞬でも彼に愛され、たとえ正式でなくとも結婚の書類に署名してもらえただけで幸せだった。だが、戦地へと発った彼が残したのは、その思い出だけではなかった―ただ1度の契りで子を授かったことがわかり、メアリーは愕然とした。やがて生まれた息子は、彼女も家庭教師として雇うことを条件に、子宝に恵まれない夫婦のもとへ養子に出され、7年が過ぎた。ある日、妻に先立たれた雇い主から強引に体を求められ、抗ったが運の尽き、彼女はいわれなき罪で裁きにかけられてしまう。絶望と共に法廷に立ったメアリーは、ニックの姿を目にして声を失った。今や公爵となった彼は古い書類を手に彼女をこう呼んだ。「公爵夫人」。
著者等紹介
ウィルソン,ゲイル[ウィルソン,ゲイル] [Wilson,Gayle]
作家になる前は高校で英語と世界史を教えていた。19世紀初頭の摂政期を舞台にした歴史ロマンスとロマンティック・サスペンスを書き分けながら、RITA賞を2度も受賞し、その他50を超える賞にノミネートされた実績のある実力派。過去には、女性向けフィクション専門の組織としては世界最大のアメリカロマンス作家協会の会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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