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内容説明
わたしは見知らぬ男と結婚する。自ら望んで家族の生け贄として。ミルトン家の令嬢クラリッサは、代々続く家が今、破滅へ向かいつつあるという事実を受け入れざるを得なかった。長男が亡くなってから父は自暴自棄になり、酒とギャンブルに溺れ、財産は底をつきかけている。いったいどうすればこの屋敷と領地を守れるの…?思い悩む彼女の脳裏に、ふとある人物が浮かぶ。昨夜のパーティーで紹介された、クリストファー・コーデル―アメリカから妻を探しに来た、無作法な大富豪だ。彼の熱い視線を思い出して不安になりつつもクラリッサは決意した。家を守ってもらえるなら、悪魔にだって身を捧げよう。