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内容説明
十八歳で天涯孤独の身となったデジレーは、亡き両親から受けた教育を頼りに女学園の教師として働いている。ある夏の暑い日、息抜きに森の奥にある美しい水辺に足を伸ばし、衣服を脱ぎすてて水と戯れていると、突然、“アフロディーテ”と甘い声で呼びかけられた。木陰にたたずんていたのは放蕩者と名高いバックワース子爵。彼は賞賛するようにデジレーを眺めまわし、ぶしつけにも、愛人にならないかと持ちかけてきた。デジレーは情婦になるつもりはない、と憤慨して即座に断った。子爵の不届きな申し出を受けざるを得ない日がくるとは思わずに。
著者等紹介
ウィティカー,ゲイル[ウィティカー,ゲイル][Whitiker,Gail]
英国ウェールズ生まれ。幼いころ、両親と共にカナダに移り住んだ。リージェンシー・ロマンスとの出会いをきっかけに才能を開花させ、作家デビューを飾る。バンクーバー島在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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