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内容説明
ダヴェントリー侯爵は、目の前の光景を見て唖然とした。亡き戦友の妹プルーデンスの後見人として訪れた廃墟のような館。そこにはのんきに泥浴する野卑な老人と、男物の服を着た娘がいた。プルーデンスは祖父との呪わしい生活から解放され、まずはハンサムな後見人に感謝した。次に、彼の妹と親友になった。それから仕立屋ですばらしいドレスをあつらえてもらい、そのあと、財布をすられそうになって犯人をとっちめた。現場を見たダヴェントリー侯爵にそれをとがめられ、反発すると…いきなり唇を奪われた。莫大な遺産を相続したがゆえ、侯爵の人生は奇妙な方向に!苦い恋の記憶と天真爛漫な年下のレディに翻弄される侯爵の運命は?人気作家ケイシー・マイケルズの豪華長編。
著者等紹介
マイケルズ,ケイシー[マイケルズ,ケイシー][Michaels,Kasey]
ニューヨークタイムズのベストセラーリストに二十以上の執筆作品が載った実力派作家。アメリカロマンス作家協会やロマンティックタイムズ誌の数々の賞の受賞者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち~
24
知り合って数日のヘンリーに「自分が死んだら妹の後見人になってほしい」と半ば強引に約束させられた侯爵バニング。その後ヘンリーは戦死。生還したバニングは約束を守り、被後見人のプルーデンスを迎えに行くが、初対面の彼女は身なりも言葉遣いも汚らしく、17歳も年上のバニングを罵倒する有様だった。喧嘩しながらも意外と気の合う2人だが、プルーデンスには男の影が…。恐ろしくジコチューなプルーデンスにちょっとウンザリもするけれど、これがラストで秘密が明かされると不思議とスッキリ。最終的には何やら面白いカップルの誕生でした。2018/02/28
Michelle
14
ヒロインの名前、プルーデンスは思慮深いとかいう意味で、特にヒストリカルロマンスでは大人しくて従順な娘につけられる名前としてよく出てくる。そして、題名にもある「天使」はヒロインのあだ名のエンジェルからきているのだけど、プルーデンスにしても、エンジェルにしても、実際のヒロインの性格とは正反対という皮肉。常識的なヒーローと型破りヒロインの組み合わせ。面白かったけど、ヒーローの友人2人がどうでもいい会話を長々と挟むのがもどかしくてイライラする。友達は選んだ方がいいというヒーローと同意見。2023/03/22
くろうさぎ
0
今まで読んだマイケルズの中で、一番登場人物がごちゃごちゃしてないかも・・・?秘密を明かすまでがあまりにも長くてイラッとしてしまったし、、もっと早く打ち明けるべきだと思うな・・・・。そんなことまで嘘ついてたなんて・・・と驚きだった。2013/06/19
葉月
0
Cの下の下2011/03/30