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内容説明
ドロシアはブラックベリーの実をつもうと、一人で森を歩いていた。社交界では、若い娘が一人で外を歩くのは許されないが、誰も見ていないから少しぐらいかまわないだろう。だが高い枝についた実を取ろうと、おもいきり背伸びをした瞬間、ウエストに男の手が伸びてきてそのまま抱き寄せられた。そして、相手の顔を確かめる間もなく、気づくとキスをされていた。何が起きたのかよくわからないけれど、こんなキスは初めて…。唇を離したあと、相手の名前を聞いてドロシアは息をのんだ。ヘイゼルミア侯爵―女性たちの憧れの的と噂される男性。そして、ある理由から、ドロシアが心から憎む男性だった。
著者等紹介
ローレンス,ステファニー[ローレンス,ステファニー][Laurens,Stephanie]
セイロン(現スリランカ)生まれ。五歳のとき、一家でオーストラリアのメルボルンに移り住む。大学では生化学を専攻して博士号を取得、その後、最愛の夫とともにロンドンに渡り、四年を過ごしたのち、帰国。研究活動に従事しつつ、十代のころから愛読していた歴史ロマンス小説を書き始める。現在ではアメリカでも人気が高まり、ベストセラーリストの常連に名を連ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるかず
5
作法を重んじて、なかなかドロシアに手を出さないヘイゼルミアがじれったかったけれど、それだけに、衝撃的にキスしてしまう場面は盛り上がりますな~♪ ステファニーの世界ってホント好き♪♪ 惚れ惚れうっとりです♪ 強気なヒロイン、傲慢ながらも優しく頼もしいヒーロー。それから、わき役を大事に扱ってるから好きなんです。でしゃばらない程度に挟まれる使用人たちのユニークな心情が憎いっ♪ 二人の間に誤解が生まれて、気持ちがすれ違ってしまっても、ずるずる長引かず展開が早かったのもGOOD♪2013/09/18
romance_holic
3
リージェンシー時代の社交界の身分ある男性の求婚のお作法は? という疑問に答えてくれる良書(!?)かも。主人公たちはしきたりをかいくぐったりするときもあり、そんな様子がむしろリアリティを高めているかな。万事しきたりどおりというのも生きにくいですよね! 2009/07/06
くろうさぎ
2
ヒロイン妹は社交界デビューしたての17歳なのに~~もう結婚?!ヒロインはもっとヒーローに反発していくかと思ったけど、それほどでもなかったなぁ・・・。しかし、なんと哀れで間抜けなブキャナンよ・・・。2010/07/03
葉月
1
Cの上2011/03/18
terutyann
1
求婚の作法とまちがえてた!! いつ前作のH/Hが出てくるのかと、、;;。 自分に自信のある、一歩間違えるとちょっと傲慢な感じのヒーローかな♪2011/09/04