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内容説明
アシュトン城の城主サースタン卿は思い悩んでいた。娘のベアトリスが修道院に行くと言ってきかないのだ。少女の頃から人を愛することを怖れ、特に母親を亡くしてからはいっそう心を閉ざすようになった。卿はじきにウェールズとの戦争に出陣しなければならず、娘をひとり城に置いていくのも忍びない。そこで大勢の護衛をつけて修道院へ送り出すことにした。一行のなかに若き騎士レミー・セントレジャーが加わっていたのは運命だったのだろう、誰にとっても思いがけない旅になったのだから。
著者等紹介
マーチ,キャサリン[マーチ,キャサリン][March,Catherine]
アフリカ南東部の共和国ジンバブウェ生まれ。バーテンダー、銀行員、法律関係の秘書と、さまざまな職業を経験したのち、文筆業に入る。イングランドのイースト・サセックス州ヘイスティングズ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
10
想像してたのと全然違って、これはこれでまあ面白かった。5ページごとに湯浴みする場面が出てきて、また風呂入ってる(笑)とツッコミいれながら読む感じ。16歳の時に婚約者を亡くし、結婚しないままもうすぐ30歳のヒロインは、修道院に入る。生涯結婚することはないと決めたが、修道院へ行く道中、護衛についた25歳の年下ヒーローが気になってしょうがない。素直にサクッと結婚すればいいのに、ああでもない、こうでもないとヒーローを振り回す。周囲全員が「はよ、結婚せえ」と思っているコントみたいな話。2023/04/01
ばん
5
29歳のヒロインと5歳年下の騎士ヒーロー、とヒストリカルでは珍しい設定。年下だけあって未熟なところもあって微笑ましかった(*´∇`*)まぁヒロインも未熟者だったけど(笑)頑固で意地っ張りなヒロインだったので早く素直になっちゃいなよ!と思いつつ読んだ。確かに「愛してる」の言葉はなかったけどヒーローの気持ちはその行動から充分伝わるものだと思うけど。過去のことから臆病になってしまったんだな~と一人で納得。2016/12/07
ひまわり
3
仔犬系ヒーローにほだされるわ〜 結婚までおせおせで結婚後は駄々っ子か(笑)2011/11/01
terutyann
2
ヒーロー可愛い♪ヒロイン年上のわりに?考え、行動が幼く感じてちょっといらっ;;。、、でも年下のハンサムなヒーローにこんな風にせまられたらこの反応も仕方ないかしら。2011/10/27
こえん
2
ヒロインが20代後半、ヒーローが20代半ばっていう珍しい中世ヒストリカル。ヒーローが年下っていうのが頭にあったせいか、あちこちで彼が可愛く思えてしまった。2009/11/30