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内容説明
フルクは兄を殺してしまったことを強烈に悔いていた。その思いが彼の心をさいなみ、臆病にさせる。今回の馬上槍試合でも、順調に駒を進めて決勝戦に挑んだものの、極悪非道のグリマルドを前に、あえなく試合を放棄してしまった。そんな彼の姿を見て、男勝りのジャンヌは怒りでいっぱいだった。わたしが出場したら、グリマルドを倒すことができた。試合に負けて捕虜になることを選ぶなんて、とんでもない男だわ！三カ月後、彼女の領地を奪うために送り込まれてきたのが、そのフルクだったとは…。
著者等紹介
ナイトン，エレイン［ナイトン，エレイン］［Ｋｎｉｇｈｔｏｎ，Ｅｌａｉｎｅ］
ポーランドとイングランド、スコットランドの血を引く。ワシントン大学で美術を専攻したが、それまでに馬術やフェンシング、フィドル（スコットランドなどで演奏されてきたヴァイオリン）等を身につけ、さらには天文学や解剖学を学ぶなど、非常に多才である。小説を書くことがこれらをひとつに融合できる方法だと、作家の道を志した
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
0
自分の兄を殺してしまった後悔から戦うことを拒否しているヒーロー。でも、母の言うことにもっと耳を傾ければいいのに・・・・。ヒロイン父はちょっとどうしようもない感じですね・・・。そんな感じで教育されてもうれしくないね・・・・。2011/12/31
terutyann
0
なんだかなあ。ヒロインは私の苦手なかたくな系だし、ヒーローもなんだかよくわからないけど苦悩してるし（理由はわかるんだけどそこまでは、、ていう）。久々に読み終わるのに努力が要りました（苦笑）。2011/09/04
