内容説明
皇帝ヴィクトルに「王族失格」と言われたチェーリアは「大陸一の淑女になってみせます」と反発。その負けん気の強さを見染められて彼の妃になった。「愛を囁きながら優しいキスをしてやってもいいぞ」口調は傲慢だけど無垢な体をすみずみにまで甘く快楽を教えこまれて…。ちょっといじわるなヴィクトルの可愛がりに翻弄されながらも惹かれていくが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜
5
小国の気の強い王女と不言実行タイプの皇帝ヒーローとのお見合いから始まるロマンス。ヒロインは病床の母が気がかりでお見合い中気もそぞろ。おかげでヒーローに帰れと言われ、一年待ったら最高の淑女になるわと宣言して、本当にそうなって彼と結婚。最初の内はケンカップル全開でヒーローも甘い言葉の一つも吐きやしない。本当は裏でヒロインを気遣っているのにね~と。ヒロインがそれなりに賢かったからちゃんとそれに気づけたけど、気弱なお相手だったら普通にヒーロー怖がられて終わりだなぁと思いつつ。意地っ張り同士で気が合って良かったね。2022/02/04