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内容説明
イタリアの都市ベローナでジリアンは運命の男オーウェンと出会う。姓も知らぬ相手と深い口づけをしたことに怖じ気づき、翌朝、彼女はベローナを発つ列車に飛び乗った。ホームを駆けてくるオーウェンを見つけ、心が揺らぐが、無情にも出発時刻を迎えた列車で二人を引き離した。二年後、弁護士となったジリアンは仕事に生きる日々を送っていた。あるとき父の会社が悪名高きムーア・エンタープライズに買収され、先方の社長と父との話し合いに彼女が立ち会うことになった。そこで父の敵の姿を見て、ジリアンは息をのんだ。彼が悠然と言った。「はじめまして。オーウェン・ムーアだ」。
著者等紹介
アーノルド,ジュディス[アーノルド,ジュディス][Arnold,Judith]
ニューヨーク州出身。六歳のときに初めて物語を書いて以来、ずっと創作活動を続けている。ゴールデン・メダリオン賞、RITA賞をはじめ、ロマンティックタイムズ誌のさまざまな賞など、これまでに数多くの賞を受けた。各地の大学で文章表現の講義も受け持っている。学生時代から演劇が大好きで戯曲も書いており、サンフランシスコ、ワシントンDC、オフ・オフ・ブロードウェイなどで実際に上演された。夫と二人の息子とマサチューセッツ州に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。