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内容説明
“一族最後の相続人は二十七歳の誕生日の前日に死ぬ”大財閥の相続人であるモンティーは不吉な呪いから逃れるため、みずからが所有するフランスの古城へやってきた。そこで庭園の復元をめざす青年セバスチャンと出会う。王侯貴族の気品漂う彼が、ただの庭師とは信じがたい。モンティーはこの謎めいた男性に不安を抱きながらも、滞在が楽しいものになりそうな予感がした。ところが、彼女の身に次々と不可解な災難が降りかかる。モンティーはそのたびにセバスチャンに救われるが、ときおり彼の瞳をよぎる冷たさが気になってしかたなかった。