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出版社内容情報
胸の奥にそっとしまったはずの恋が、
まるで白昼夢のように、ふたたび……。
看護師のエマは車でオランダを旅行中、誤って高級車にぶつかってしまう。
すぐに謝り、弁償すると申し出たが、相手の男性は冷たくそっけない。
それでいて、同乗していたエマの母には優しくふるまう彼に、
苛立ちと、切ないような不思議な感覚を胸におぼえ、エマは戸惑った。
名も告げず去った彼を、その後も思い出しつつ迎えた旅の最終日、
古城での催しで、エマは件の男性と偶然再会し、胸を高鳴らせる。
ユスティンと名乗った彼はしかし、隣にすらりとした美女を連れていた。
「そういうことなのね……」小さくつぶやいて肩を落とすエマだったが、
帰国後、職場の病院で、驚くべき事態が彼女を待っていた――
手術の最新技術を伝授する外科医として、ユスティンが現れたのだ!
世間知らずな女学生のように、四六時中、魅力的な年上のオランダ人、ユスティンの姿を思い浮かべていたエマ。同僚の看護師たちが憧れのまなざしを向ける先に、まさか彼がいるとは……。唯一無二の作風を生涯貫いた作家、ベティ・ニールズの名作をお贈りします。
内容説明
看護師のエマは車でオランダを旅行中、誤って高級車にぶつかってしまう。すぐに謝り、弁償すると申し出たが、相手の男性は冷たくそっけない。それでいて、同乗していたエマの母には優しくふるまう彼に、苛立ちと、切ないような不思議な感覚を胸におぼえ、エマは戸惑った。名も告げず去った彼を、その後も思い出しつつ迎えた旅の最終日、古城での催しで、エマは件の男性と偶然再会し、胸を高鳴らせる。ユスティンと名乗った彼はしかし、隣にすらりとした美女を連れていた。「そういうことなのね…」小さくつぶやいて肩を落とすエマだったが、帰国後、職場の病院で、驚くべき事態が彼女を待っていた―手術の最新技術を伝授する外科医として、ユスティンが現れたのだ!
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ] [Neels,Betty]
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後14年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。